Network Location Awarenessが動かない場合の対処

Network Location Awarenessが動かない場合に関する対処に関して説明します。

備考:


【対策1】

Windows サービスとはユーザのサインイン状態に関わらず常に動作しているプログラムのことです。"Service Control Dispatcher"により制御されますが何らかの理由でサービスの起動に失敗することがあります。主な理由は「起動に必要な前提サービスが起動していない」「権限がない」などです。

以下の手順により再度サービスを実行してみます。

(1)administrators グループでサインインした後、[ファイル名を指定して実行]からservices.msc を実行します。
(2)動かしたいサービスを選択します。「無効」になっている場合は「自動」あるいは「手動」などに変更します。
(3)「開始」を実行してサービスを開始してみます。


【対策2】

イベントログを確認し、障害の原因が記録されていないか確認します。
(1)[Win]キーと[R]キーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
(2)"eventvwr"と入力して[OK]を押します。

以上でイベントビューアーが起動され、ログの確認が可能となります。



【対策3】

このサービスを動作させるには以下のコンポーネント(サービスあるいはドライバー)が動作している必要があります。動作していることを確認してください。

Network Store Interface Service
Remote Procedure Call (RPC)
Windows Event Log
DHCP Client

管理者権限でコマンドプロンプトを開いた後、以下のコマンドを実行してサービスを起動します。
(あるいは「コントロールパネル」の「サービス」から実行します。)
サービスの起動に失敗した場合は原因が表示されます。

net start NSI
net start RpcSs
net start Eventlog
net start Dhcp
net start TcpIp
(*)OSのバージョンや構成により依存するサービスは異なります。

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