ドメイン コントローラー アドレスの種類を返す | Windowsグループポリシーの設定

"ドメイン コントローラー アドレスの種類を返す"(Windows グループポリシー)に関して説明します。


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カテゴリ:

Net Logon

設定値:
ドメイン コントローラー アドレスの種類を返す

パス:
コンピュータの構成\管理用テンプレート\\システム\Net Logon\DC ロケーター DNS レコード

グループポリシエディタの説明:
このポリシー設定は、ドメイン コントローラーに対して返される IP アドレスの種類を決定します。DC ロケーター API は、DC の IP アドレスを他の情報と共に返します。IPv6 がサポートされる前は、返される DC IP アドレスは IPv4 でした。IPv6 がサポートされるようになり、DC ロケーター API は IPv6 DC アドレスを返すことができるようになりました。既存のアプリケーションのなかには、返された IPv6 DC アドレスを正しく処理できないものがあります。このため、このポリシーを指定してそのような状況に対応します。既定では、DC ロケーター API は IPv4 および IPv6 DC アドレスを返すことができます。ただし、返された IPv6 DC アドレスによって一部のアプリケーションが破損している場合、このポリシーで既定の動作を無効にして、強制的に IPv4 DC アドレスのみを返すことができます。アプリケーションが修正された後、このポリシーを使用して既定の動作を有効にすることができます。このポリシー設定を有効にすると、DC ロケーター API は IPv4 および IPv6 DC アドレスを返すことができます。これは、DC ロケーターの既定の動作です。このポリシー設定を無効にすると、DC ロケーター API は IPv4 DC アドレスがある場合にそのアドレスのみを返します。したがって、ドメイン コントローラーが IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方をサポートする場合、DC ロケーター API は IPv4 アドレスを返します。ただし、ドメイン コントローラーが IPv6 アドレスのみをサポートする場合、DC ロケーター API は失敗します。このポリシー設定を構成しない場合、DC ロケーター API は IPv4 および IPv6 DC アドレスを返すことができます。これは、DC ロケーターの既定の動作です。


参考:グループポリシーエディタエディタの起動方法

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Windows 10 グループポリシー 一覧