リモート デスクトップ サービス移動ユーザー プロファイルのパスを指定する | Windowsグループポリシーの設定

"リモート デスクトップ サービス移動ユーザー プロファイルのパスを指定する"(Windows グループポリシー)に関して説明します。


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カテゴリ:

リモート デスクトップ サービス

設定値:
リモート デスクトップ サービス移動ユーザー プロファイルのパスを指定する

パス:
コンピュータの構成\管理用テンプレート\\Windows コンポーネント\リモート デスクトップ サービス\リモート デスクトップ セッション ホスト\プロファイル

グループポリシエディタの説明:
このポリシー設定を使用すると、リモート デスクトップ サービスが移動ユーザー プロファイルに使用するネットワーク パスを指定できます。既定では、リモート デスクトップ サービスは、すべてのユーザー プロファイルを RD セッション ホスト サーバー上にローカルで保存します。このポリシー設定を使用すると、ユーザー プロファイルの中央の保存場所として使用できるネットワーク共有を指定できます。これにより、ユーザーは、ユーザー プロファイルにネットワーク共有を使用するよう構成されたすべての RD セッション ホスト サーバーのセッションで、同じプロファイルにアクセスできます。このポリシー設定を有効にした場合、リモート デスクトップ サービスは、すべてのユーザー プロファイルのルート ディレクトリとして指定されたパスを使用します。プロファイルは、各ユーザーのアカウント名が付いたサブフォルダーに保存されます。このポリシー設定を構成するには、ネットワーク共有へのパスを "\\コンピューター名\共有名" の形式で入力します。ユーザーがログオンし、プロファイルが作成されると、ユーザー アカウント名がリモート デスクトップ サービスによって自動的に追加されるため、ユーザー アカウント名にプレースホルダーは指定しないでください。指定されたネットワーク共有が存在しない場合、リモート デスクトップ サービスは RD セッション ホスト サーバー上にエラー メッセージを表示し、RD セッション ホスト サーバー上にローカルでユーザー プロファイルを保存します。このポリシー設定を無効にするか、または構成しない場合、ユーザー プロファイルは RD セッション ホスト サーバー上にローカルで保存されます。ユーザーのアカウントの [プロパティ] ダイアログ ボックスにある [リモート デスクトップ サービスのプロファイル] タブで、ユーザーのプロファイル パスを構成できます。注:1.ポリシー設定で有効にされた移動ユーザー プロファイルは、リモート デスクトップ サービス接続のみに適用されます。ユーザーが Windows の移動ユーザー プロファイルを構成している場合もあります。リモート デスクトップ サービスの移動ユーザー プロファイルは、リモート デスクトップ サービス セッションで常に優先されます。2.RD セッション ホスト サーバーにリモートで接続するすべてのユーザーに対し、リモート デスクトップ サービスの固定移動ユーザー プロファイルを構成するには、このポリシー設定を [RD セッション ホスト サーバー上の固定プロファイルを使用する] ポリシー設定と共に使用します。これは、"コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\リモート デスクトップ サービス\RD セッション ホスト\プロファイル" にあります。[リモート デスクトップ サービス移動ユーザー プロファイルのパスを指定する] ポリシー設定で指定されるパスには、固定プロファイルが存在する必要があります。


参考:グループポリシーエディタエディタの起動方法

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Windows 10 グループポリシー 一覧