Windows ファイアウォール:ICMP の例外を許可する | Windowsグループポリシーの設定

"Windows ファイアウォール:ICMP の例外を許可する"(Windows グループポリシー)に関して説明します。


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カテゴリ:

Windows ファイアウォール

設定値:
Windows ファイアウォール:ICMP の例外を許可する

パス:
コンピュータの構成\管理用テンプレート\\ネットワーク\ネットワーク接続\Windows ファイアウォール\標準プロファイル

グループポリシエディタの説明:
Windows ファイアウォールで許可される ICMP (Internet Control Message Protocol) メッセージの種類を定義します。ユーティリティは、ICMP メッセージを使用して他のコンピューターの状態を判断できます。たとえば、Ping はエコー要求メッセージを使用します。[着信エコー要求を許可する] メッセージの種類を有効にしないと、他のコンピューターで実行されている Ping から送信されるエコー要求メッセージは Windows ファイアウォールでブロックされます。ただし、このコンピューターの Ping から送信される発信エコー要求メッセージはブロックされません。このポリシー設定を有効にする場合は、このコンピューターでの送受信を許可する ICMP メッセージの種類を指定する必要があります。このポリシー設定を無効にすると、一覧に表示されている着信と発信の ICMP メッセージの種類がすべてブロックされます。この結果、ブロックされた ICMP メッセージを使用するユーティリティは、このコンピューターとの間でそれらのメッセージを送受信できなくなります。このポリシー設定を有効にし、特定のメッセージの種類を許可した場合、このポリシー設定を無効にした時点で、有効にしてあったメッセージの種類の一覧は削除されます。このポリシー設定を未構成にすると、Windows ファイアウォールはこのポリシー設定が無効である場合のように動作します。注: いずれかのポリシー設定によって TCP ポート 445 が開かれる場合、[Windows ファイアウォール: ICMP の例外を許可する] ポリシー設定によってブロックされている場合でも、着信エコー要求は許可されます。TCP ポート 445 を開くことのできるポリシー設定には、[Windows ファイアウォール: ファイルとプリンターの共有の例外を許可する]、[Windows ファイアウォール: リモート管理の例外を許可する]、および [Windows ファイアウォール: 着信ポートの例外を定義する] があります。注: Windows ファイアウォールのその他のポリシー設定は、着信メッセージのみに影響を与えますが、[Windows ファイアウォール: ICMP の例外を許可する] ポリシー設定の一部のオプションは、発信方向の通信に影響を与えます。


参考:グループポリシーエディタエディタの起動方法

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Windows 10 グループポリシー 一覧