Windows 10 でWi-Fi マークが消えた場合の対処
現象
Windows 10 環境においてWi-Fi 、無線 LAN を表す電波マークが表示されなくなる場合があります。
Wi-Fiボタン無効化押されてしまった原因
Wi-Fiボタンがなんかの拍子に押されて無効化されてしまった可能性があります。
これは以下の2タイプに分かれます。
・PC本体のWi-Fiボタン、あるいはWi-Fiスイッチが付いている。何かのショックでWi-Fiが無効化されてしまった。
・Wi-Fi オン、オフのボタンがキーボードに割り当てられている。何らかのショックで押されてしまった。
説明書を確認してオンにしてください
Network List Service サービスが無効化
Network List Service サービスが無効化されている可能性があります。(netprofm)
このサービスが無効化されている場合、Wi-Fiは使えないようです
説明は次のように記載されていました。
コンピューターが接続しているネットワークの識別、ネットワークのプロパティの収集と保存、プロパティが変更されたときのアプリケーションへの通知を行います。
このサービスが起動されているかは以下のコマンドで確認することが可能です。
以下コマンドでこの"RUNNING"と表示される場合はこのサービスが起動していることが分かります。この場合は問題ありません。
C:\>sc queryex netprofm
SERVICE_NAME: netprofm
TYPE : 30 WIN32
STATE : 4 RUNNING
(STOPPABLE, NOT_PAUSABLE, IGNORES_SHUTDOWN)
WIN32_EXIT_CODE : 0 (0x0)
SERVICE_EXIT_CODE : 0 (0x0)
CHECKPOINT : 0x0
WAIT_HINT : 0x0
PID : 2784
FLAGS :
C:\>sc qc netprofm
[SC] QueryServiceConfig SUCCESS
SERVICE_NAME: netprofm
TYPE : 20 WIN32_SHARE_PROCESS
START_TYPE : 3 DEMAND_START
ERROR_CONTROL : 1 NORMAL
BINARY_PATH_NAME : C:\WINDOWS\System32\svchost.exe -k LocalService -p
LOAD_ORDER_GROUP :
TAG : 0
DISPLAY_NAME : Network List Service
DEPENDENCIES : RpcSs
: nlasvc
SERVICE_START_NAME : NT AUTHORITY\LocalService
もし START_TYPE が disabled の場合問題となります。service.exe を起動し、Network List Service の設定を無効から手動に変更してください。必要時に自動で起動されます。
コントロールパネルでWi-Fi 機器が無効化されている
Wi-Fi のLANボードの設定が無効化されている可能性があります。以下で確認します。
"コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\ネットワークと共有センター"
キーワード:Wi-Fi
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