Windows10 どのエディションを買うべきか

昔のWindows (特に Vista時代)と比較して、エディション数が少なくなりすっきりしました。でもどのエディションを書くべきか迷ういますよね。

家庭用はWindows 10 Homeを買っておけば良いでしょう。普通の機能はありますし、もしProに上げたければ、お金を払えばバージョンアップできるようです。

Enterpriseは主に企業向けなので家庭用で入手するのは困難でしょう。ただし評価版はEnterpriseが簡単に手に入ります。

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エディションHome エディションPro エディションEnterprise エディション備考
2-in-1デバイス(PC,タブレット切り替え)従来のWIndowsデスクトップ画面とタブレットを切り替えるモードです。
Cortanaアシスタント機能です。

ユニバーサルWindowsプラットフォームアプリ(UWP)スマホアプリに似たアプリです。
XBox One 連携XBox One ゲーム機との連携です。

スタートメニューのカスタマイズスタートメニューをカスタマイズする機能です。

Windows DefenderWindows標準のアンチウィルスです。ただしランサムウェア対策などは市販のアンチウィルスの方が高機能なため、別途購入する方が良いでしょう。

Windows Firewall外部からPCへの通信、およびその逆のPCからの外部への通信をアドレスやパケットごとに許可、拒否する機能です。セキュリティ対策には必須です。

Windows Updateセキュリティの欠陥などを修正するプログラムを自動的にダウンロードする機能です。必須です。

タッチ操作タッチパネル対応の機器で画面をタッチして操作する機能です。

Windows Hello顔、指紋、眼球の虹彩などを利用したサインインの機能です。従来のパスワードでは、パスワードが漏洩したら簡単にサインインされてしますが、顔、指紋、眼球の虹彩は複製が困難なのでパスワードより安全とされています。

仮想デスクトップ複数のデスクトップを表示することにより、作業環境を分割する機能です。

TPMハードウェアベースの暗号化の仕組みです。TPMが搭載されているここの機器ごとにユニークなため、TPMを使用して暗号化した場合、他の機器でディスクを読み取ることができません。ただしbitlockerなどで明示的に暗号化する必要があります。

ドメイン参加×Windows Active Directory ドメインにクライアントとして参加する機能です。一般的に家庭ではドメインは作成しないので不要です。

Bitlocker暗号化×ハードディスクをまるごと暗号化する機能です。TPMが搭載されていることが望ましいです。EFTのように個別のファイル、フォルダごとではなく、丸ごと暗号化されます。キーを紛失すると元に戻せなくなる可能性がある点に注意してください。
リモートデスクトップサーバ×自分自身がリモートデスクトップサーバとなり、外部のリモートデスクトップクライアントからログインさせる機能です。

グループポリシーエディタ×グループポリシーを編集する機能です。(gpedit.msc)

Windows 10では編集できませんが、一部のグループポリシーはレジストリ(regedt.32)により修正することが可能です。ただし難しいのと危険なので初心者は編集しないほうが良いでしょう。

Windows Update for Business×Windows Updateを適用するタイミングを調整する機能です。

通常はWnidows更新プログラムがリリースされているのを検出した場合、すぐに適用を開始しリブートのスケジュールを行います。

しかし企業向けのPCでは更新プログラムを適用したとたん動作がおかしくなり、業務プログラムに異常が発生し会社の業務が停止さてしまうかもしれません。それを防ぐために、for Business では更新プログラムを適用するタイミングを管理者が調整することができます。

Windows 10 Homeではこの機能はありません。リリースされたらすぐに適用しなさいということなのでしょう。

Long Term Servicing Branch (LTSB)××Windows 10では頻繁にアップデートを行い機能が追加、改善されるが、LTSBではアップデートを行わなくてもよいエディションただしセキュリティ上の問題より更新プログラムは適用する。

機能追加、改善により問題が発生すると困るような環境で使用する。

マルウェア対策 Device Guard××簡単に言うと、認められてないプログラム以外は実行しない機能。セキュリティレベルが高くなる。

2017年現在で独自に調査した結果です。誤りがある可能性あるいあ仕様が変更になる可能性があります。必ずベンダのサイトで確認してください。
【注意】内容に誤りがある可能性や今後仕様が変更になる可能性があります。必ずメーカ等のページで確認してください。

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